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男体山入峰修行

5月2日(日)に男体山入峰修行に参加させて頂きました。


男体山の入り口のニ荒山神社は6時に開門し、そこから入山します。

初めての男体山でしたがキツかった…。 まず登山用のストックを持ってくるのを忘れて全行程を自分の足だけで行くことを決意。 普段から運動しているわけではないので体力面も心配です。

先ず初っ端の二荒山からの高低差の強い連続した階段にやられました。 低血圧な自分には酸欠?も相まって目眩がします。 胸焼けもして既に太もももパンパン。 出だしから山の過酷さ、ありがたさを感じました。 男体山は山頂までずっと上りです。 途中下がったりする場所がありません。 それがまた辛かった…。 最初の階段ですら息があがっていたのにひたすら傾斜を登ること4時間。

既に足の限界は超えていたと思います。 この辛さが修行なんだなと思いました。 真言行者は辛い修行をしてこそだと勝手に思っています。

その思いを胸に一歩ずつ足をとめないよう心掛けて前へ進みました。

そして山頂へ。 標高2,486メートルだけあって風が冷たい😣 周りの木々は霜がついています。

景色は遠くまで見通せて清々しかったですが、それよりも疲れが勝っていました…。


帰りは同じ道を戻ります。 下りのがスピードは出ますが足がおいつかない。 7合目辺りから足がプルプル震えます。 帰り道も長く感じました。 山頂で食べた軽食も胸につっかえてる感じです。 そんなこんなでようやく入口まで辿り着きました。 階段を降りるのも傾斜を下るのも不自然な動きだったと思います。 勿論普段から運動をしていればこんなに辛くはないのでしょう。 でも辛ければ辛いほど、乗り越えた時の真言行者としての資質が上がる気がします。(上がってほしい) 今回のご縁に感謝して締めくくりたいと思います。 ありがとうございました。

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