柴灯大護摩供火渡り祭

更新日:2021年6月13日

6月6日(日)の13時から東海寺にて、柴灯(さいとう)大護摩供火渡り祭に出仕させて頂きました。


今回は"宝剣(ほうけん)"という役を勤めました。

役をやるのは初めてで、何より柴灯護摩自体初めてでした。


事前の勉強会で、宝剣の説明を受け、自坊で文句の暗唱に励みます。


東海寺では数年前に一度柴灯護摩を佐貫観音の方で行ったそうですが、今回は東海寺道場にて、毎年行う予定の第1回目として開催されました。


当日は、第1回目にしては駐車場も満車で、多くの方が参詣されました。


12時45分。修験のお練りから始まります。


本堂、虚空蔵堂とお参りして道場へ入ります。

法螺貝、斧、弓と諸役が続き、いよいよ宝剣の出番へ。


※写真スライド出来ます。

後ろにあるスピーカーから流れる自分の声に違和感を感じながらも何とか役を全うしました。(緊張もあり一瞬に感じました。)


宝剣の前に行われた法斧、法弓も、宝剣同様、東西南北、中央の穢れを祓い仏様に結界内を守ってもらう意味があります。

具体的には、斧で木を切り開いて道場を作り、弓で四方の外魔を道場内へ入り込ませぬようにし、剣でもって道場内と自身の魔を断ち切ります。


魔を一掃し、道場内は清浄となります。

そして中央の柴(雑木)で作られた護摩壇に火が灯ります。


火が燃え上がると物凄い熱さです。

顔面が焼けるかと思いました。


読経が響く中、この火によりあらゆる煩悩が焼き尽くされ、国家安穏、天下泰平、五穀豊穣、疫病退散などを祈願します。

また、参拝者の願い事を書いた護摩木を投げ入れ、各々の願いが成就する事を祈ります。


火が落ち着いたら床をならし火渡りの準備へと移ります。

その間に行われる湯加持も衝撃的な光景です。


火渡りの準備が整い、住職を筆頭に火生三昧耶法が行われます。

これは、修験者が山岳修行などによって体得した超自然力である験力を示すもので、不動明王と一体になったと観じ、みずからが火を統御しうる存在となって災厄を祓います。


八千枚大護摩供を3度も修法した渡辺住職は正に不動明王と化し、絶大なパワーでもって道場外までもの災厄を取り除かれたことでしょう。


住職が除災した火渡り道場に我々も追随し、更なる除災の波紋を広げていきます。


そして清められた火渡り場に参拝者が渡り、無病息災の加護を頂き、火渡り祭りは終了となりました。


弟がダイジェスト版にまとめたので是非ご覧ください。